3208 The Lily エイトチェア アルネ・ヤコブセン Fritz Hansen社

7973208qR.jpg
3208 The Lily エイトチェア アルネ・ヤコブセン Fritz Hansen社
icon
アルネ・ヤコブセン自身の建築、デンマーク国立銀行のためにデザイン
したチェア、愛称は「リリー」

座面の曲面を楽しむ為のチェアです。しかし、1970年代当時あまりにも
美しいこの曲面を加工するのが至難の業でした。

ですから、数年で生産を中止。どうも製造中、四分の三が成形に失敗し
廃棄されていたいわくつきのチェア。
曲面の成形時に強い圧力を加えなくてはならず、その辺りの調節が
1970年代当時の技術では難しかった様です。


ヤコブセン最後のチェアとして、現在Fritz Hansen社が復刻。
かつて、ヤコブセンが求めた製造技術が、ようやく現在追いついた
訳です。
2007年に復刻されたこのモデルは、現代人の体格に合わせオリジナル
より一回り大きく改良。
この座面はラッカー仕上げですね。

4571e099d4b2308e.jpg
アルネ・ヤコブセン

ユダヤ系家庭に生まれ、幼少期には、ビクトリア様式の家具に
囲まれて育った彼が、親に黙って自室のデコラクティブな壁紙を
真っ白に塗り替えてしまったというエピソードがあります。

頑固者な人で建物を完璧につくっても、その内部空間に、趣味
やコンセプトの異なるモノが在ることに耐えられず、自分色にデ
ザインしてしまう、おちゃめさん。
3208 The Lily エイトチェア アルネ・ヤコブセン Fritz Hansen社
icon

Comment

Leave a Reply










Trackback

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。