Prouve RAW (プルーヴェ・ロウ)の家具達を、まとめてみる。(Compas DirectionやFauteuil de Salonなど)

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オランダデニムブランドG-STAR、スイスの家具Vitra社のコラボ
シリーズが一堂に。

これだけの家具があるのに、まだ空間的な余裕があります。
ざっと見た感じ、金属感が強烈でしたね。

まるで鉄筋コンクリートで出来た、大学施設内の空気にとても良く
似ています。

いやだって、金属質に木材を多用したデザインですからね。
結局現在の教育施設のデザインの、源流ともいえる家具達では
ないでしょうか?
プルーヴェってなんだかんだで、教育施設のデザインを率先して
行っていますし。
1940年代のプルーヴェデザインの家具が、デニムブランドG-STAR
とのコラボと言う形で、拝見できたというのは貴重な体験でした。

ま、今回の記事はそのまとめという事で。
かなり気楽に書いたので、お気楽に読んでいただけば。
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さて……一発目は……
なんとジャン・プルーヴェのデスクCompas Directionとスタンダ
ードチェアのコラボレーションですよ。
足元の空間が本当に広そうですね。
脚がスチールベースで、たしかに製図用文房具の様だ。

デニムブランドG-STARとVitraのコラボレーションながら、やは
りスチール感が色濃く出ていると思うのですよ。
天板はオーク材を贅沢に使用。やはりスチールと木材という事な
る素材を巧みに生かしている事で、クール感もあります。
とはいえ、座ってみると作業空間が広く、何気に実質本位。
(まるで大学実験室の机みたいだ。奇妙な安心感と緊張感を感じる)
名作家具ながら、なぜか新しい気がしますね。
脚部の形は、ハの字でしてきちんと天板の重量を、支えつつも分散
させるような力学的な設計もされているとか。
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スタンダードチェアのスチール脚が、とてもセクシーですね。まる
で金属工芸品の様。
やはり、後ろ側の脚部に負荷がかかるので、肉厚なんでしょうね。
しかも肉厚なのを逆に利用してデザインしてしまうとは。
(はやり一番目立つ個所なので、刻印が施してありました。G-STA
Rらしいカラーリングを施してあるのもポイントでしょう)
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シテ・アームチェアSmoke Grey カラーです。
シートがホワイトと、このSmoke Grey の二種がありますが。
主にシートカラーで、カラーリングに変化をつけているのが特徴。

アーム部分が、スチールと本革ベルトで構成されているのが
Prouve RAWの特徴となっています。
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このアームレスト上部が、本革ベルト。
本革の張力を利用したアームレストなんて、初めて見ましたよ。
このあたりがジーンズブランド監修という事なんでしょうね?
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なんと、プルーヴェのラウンジチェア「Fauteuil de Salon, 1939」
クッション性の高いウレタンフォームを使用したモデルですね。
面白いなあ。
脚部がスタンダードチェアと酷似している!
なのに、クッションは最新のウレタンフォームで極上の快適性を狙
っていますよ?
1939年当時は、ウレタンをクッション素材になんて考えも付かな
かったはず。
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脚部を含めたフレームは金属素材に、アームレストは木材。
なぜか、優しい印象を受けるデザインですね。
快適性の高さを期待させます。
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Rustic Redカラーに塗装された、金属の座面。
金属ながら、この座面の曲面が不思議ですね。まるでプラスチック
の様な感覚すら覚えます。
金属感をあえて殺しているのかな?
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これはシート部の成型合板が魅力的な、アントニーではないですか?
今回オーク材を多用しているProuve RAWシリーズの中で
成型合板が逆に新鮮に見えます。
脚の部分が、細いながらも見事なコンパス形状で堅牢そう。
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Prouve RAW Banc Marcoule, 1955

おお、オーク材とスチールのベンチですよ!
これは、オーク材のおかげで耐久性重視の設計ですね。
もちろん脚は、ベンチといえどコンパス形状。
もしかして、屋外での使用も考慮しているのでしょうか?
フレームも、オーク材も肉厚でしたよ。
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Tabouret Haut

ジャン・プルーヴェデザインのスツールとしては、面白い方向性で
あると思います。
オーク材が天板と脚、逆に金属部分が補強とフットレストという逆
の役割を与えられていますね。

リング部には独特の金属加工を施し、光沢感を強調したデザイン。
ジャン・プルーヴェデザインにしては、金属の光沢を全面に出した
デザインになっています。
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Prouve RAW Rayonnage Mural, 1936

1936年にフランス・メスの教育施設の為にがプルーヴェデザインした
キャビネットですね。

基本的には金属のフレームを壁に打ち付けて、それにオーク材を
はめ込むという手法をとっています。

フランスでは教育施設における本棚としての使用を目的として
のものだったのですが、やはりキャビネットとしてもデザイン
性も秀逸だと思います。
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まさか、このブログでProuvé RAWコレクションの画像記事をUP
出来るだけでも嬉しいもの。
全世界のVitraショールームでも、同様の体験が出来るそうだけど。
販売期間が限定というのが、凄く惜しい……継続して出して欲しいな。
hhstyle.com
Theme: 家具・インテリア
Genre: ライフ

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