スウェーデン大使館において、Electrolux(エレクトロラックス)社の新製品 ergopower(エルゴパワー)のレクチャーを受ける。

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デザイナーズ家具に合う、掃除機を見学にスウェーデン大使館に行きました。

どうして、スウェーデン大使館に掃除機を見に? 
実は世界的家電メーカー「エレクトロラックス社」ってスウェーデンが本社なん
ですよね。
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YAMAGIWAなどでも、おなじみのデザイナーズ家電メーカという程度の認識でした。

「デザイナーズ家具や、美容院に合う掃除機はないものだろうか?」


ある美容院のスタッフさんから掃除機について聞いた話なんですが、いつも
と取り扱いに困っているそうなんですよ。
掃除機は大きいし、使いにくい。
(なんでも、オーナーが考えもせずに大きい掃除機を買ってしまったそうな)
しかも目立つから、いつもお客様から見えない所にしまわなくてはならない。

その話を聞いた時、個人的にある疑問が湧きましてね。
デザイナーズ家具や、美容院に合う掃除機はないものだろうか? ってね。

以前YAMAGIWAのショールームで、エレクトロラックス社の掃除機が使われて
いたのを思い出し、今回スウェーデン大使館に脚を運んだという次第です。
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ここがスウェーデン大使館の入り口付近。
本当にここに、掃除機が展示してあるの?
どう考えても、公の施設ですよね?
なんだか、不安な気分に。
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受付へ。どうやら、本当に掃除機の展示を行っていた。
北欧デザインのハンドクリーナー、エルゴパワーですね。

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なんのオブジェだろう? 不思議に思って良く見てみたら、なんとハンディ
掃除機だった!

Ergopowerという、エレクトロラックス社の新製品スティッククリーナらしい。
大使館にクリーナーが置いてあっても、違和感がない事に、まずショックを受ける。
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スウェーデン エレクトロラックスのデザインって、シンプルさと使い勝手の良さ
が特徴だけど。
これはかなりの攻撃的デザイン。これが最新の北欧家電デザインって奴か。
コードレスでも、コード付きクリーナーをしのぐパワーを持っている。
それなので、いくらか男性的な力強いデザインになったのかな。
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スウェーデン大使館の一角が、エレクトロラックス社の展示会場に。
こうして見てみると、クリーナーといえど十二分に存在感を発揮し
ている。
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ここからエレクトロラックス社の歴史と、環境、デザイン活動に
関するレクチャーを受けました。
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ちなみに2001年にロボット掃除機を世界で初めて送り出したのもエレク
トロラックス社だった。

え? アイボット社が世界初だと勘違いしていた。
実は世界初の掃除機、世界初の食器洗い、世界初の冷蔵庫など歴史のある
チャレンジャーなメーカーだという事も知る。
そうか、デザイナーズ家電メーカーというより、巨大な世界有数の家電メ
ーカーさんだったのね。
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1921年に発売された、エレクトロラックスModelV
100年も前に世界初の家庭用掃除機を、エレクトロラックス社は世に送り出す。
掃除機の下に、ライナーというそりを取り付けて移動可能にした。
(今でいう車輪の部分がそりだったらしい)
重い掃除機を持ちあげて移動していた当時にとって画期的なデザインだった。

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下にソリの様なパーツが見えますね。
なるほど、これなら重い本体でも移動可能な訳だ。
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木の箱がいいですね。
家電といえど、当時は大切に扱われていたんだろうな。

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バックフローザシーという、エレクトロラックス社の環境への取り組み。
海から来た掃除機。Vac from the sea
海から拾ったゴミから作られている。
環境問題とリサイクルについて取り組んでいるそうだ。

ビーチで回収、もしくはダイバーが海中からプラスチツクを回収。
プラスチックの海洋不法投棄の被害とリサイクルの大切さをPR。

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最近デザイナーズ家具の世界でも「リサイクル性」が重要視される時代に
なりましたけど。
その流れがとうとう掃除機にも来ていた事に驚いた。
やはりデザイン性の高い製品や、家具はリサイクルに関しても同じ方向性
に向かっているんですね。
もちろん、啓蒙活動的な意味が強いのだろうけど。
個人的に、一番気に入ったデザイン。
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デザインラボ
デザインを学んでいる方々に応募して、政策した掃除機。
デザインコンペを公募していたんですね。

審査基準は、私達の伝統と調和すること。
環境に敏感で、使う人の立場で考え、直観的で使いやすい。
そして革新的で、美しく魅力があること。
面白い。このあたりも、家具メーカーと似ている。
こういう自由な発想を生かせる所が、エレクトロラックス社の
面白い所なんでしょうね。

緑色は靴の形をした掃除機。
センサーをはめた靴に向かって、向かってくる掃除機だそうな。

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さていよいよ入口に展示してあったergopower(エルゴパワー)の説明です。
テーマは「常識を超えるパワーに、コードレスの自由を」IMGP6307.jpg
「常識を超えるパワー」
ステック式でありながら長時間&大パワーの掃除機を開発。
ダストピック率はカーペットで60%
(国内メーカーのコード式クリ―ナーだと40%がせいぜい)
要するに、その辺のコード式クリーナーを超えるパワーを
ステック式ながら有している。

「コードレスの自由を」
なんとバッテリーの可動時間が一時間!
バッテリーは交換可能なので、予備を用意しておけば更に長時間
使用可能。
しかもリチュウムイオン電池なので、最後までパワーを維持出来る
のが売り。
つまり59分まで大パワーを吸引力を保てる。
バッテリーを生かした滑らかな操作性と誰でも使える使い勝手。

またLEDライトが先端に付いているので、暗闇での操作も
可能。
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ノーマル通常モードで60分。パワフルモードで26分、ブースターで17分
(通常モードでも、市販の掃除機よりもダストピックアップ率が高い。
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折り目を付けて、接触面積を増やして目詰まりを防ぐ構造。
分離式ではなく1イン1なので、吸引パワーを強化したそうだ。
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ダストカップが800ml
通常のサイクロン掃除機は250ml~300mlだが、こちらは倍の800ml。

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日本でもおなじみになった、ergorapido「エルゴラピード」ですね。

テーマは「ステック&ハンディ 場所を選らばず、思いのままに」IMGP6269.jpg

実はこのエルゴラピードを開発する際、スウェーデンならではのエピソ
ードがある。
スウェーデンでは朝10時に日が昇り、午後の2時に日が落ちるそうです。
一日4時間しか明るくないので、家の中にいる機会が多い。
だから家の中を自然に華やかに、楽しくするデザインが好まれるのだとか。

その辺が北欧家具と共通したポイント。
やはり家具と共通点が多い。部屋に飾っておける装飾性が必要なのだ。
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ちなみに、何千件ものリサーチをした結果ergorapidoはが生まれたそうだ。
特に北欧では、使い勝手がいいものも好まれる。
どれだけ家具とergorapidoの相性がいいか、一例をあげると……

①オブジェの様な美しさに加えて、ステックとハンディn一台二役。
床はもちろん、階段、テーブル家具などに向いている。

②電話などが来ても、途中でテーブルにたてかけられる。

③LEDライトを先端に取り付けてるので、薄暗いソファー下も
すいすい屈んで掃除出来る。

以上の3つポイントが、気に入りました。
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ergothree(エルゴスリー)
テーマは「パワフル サイレント クリーン」IMGP6270.jpg

清潔に対する意識の高い、日本の消費者をターゲットにして開発。


パワフル 
ドイツSLGで測定した際、ダストピックアップ率(ゴミを吸い上げる能力)は
世界トップクラスだったそうだ。
(つまり世界最高峰の掃除機は、実は日本市場で販売されている事になる)

サイレント
静穏性は、通常モードの場合インターフォンが聞こえるし、TVの音声が聞こえる。
夜中に掃除していても、OK。
音楽聴きながらも操作可能。

更に人間にとって不快な音を排除。スウェーデン本社には、なんと音の専門家チームがある。
掃除機特有の「キーン」という高音を排除するだけでなく、音の質にまでこだわっている。


クリーン
ゴミを捨てる時、紙パックに包まれているのでサイクロン掃除機と違い空気中に
舞わない。
なんと紙パックは5層方式。
外気を吸った掃除機が1万個ゴミの粒子を吸って、エルゴ3は排気から2個出てきた。
他社は9900~500個出てしまったとか差が広い。
排気フィルターが優秀というだけではない。
掃除機は接続部分が多い。
特に車輪の部分から、排気が漏れる場合がある。

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デザインは一部、日本の漆塗りをイメージ。
確かに、中央部が和風ですね。

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ところで個人的に気になる性能がありまして……。
エルゴスリーは、掃除機全体が完全に密閉されているとか。
(臭い場合は、掃除機の密閉性が保たれていない場合が多い)
つまり排気がクリーンなので、部屋全体を閉め切っても掃除出
来ると言う訳だ。
ほら、結構部屋って深夜などで閉め切って掃除する機会も多い。
(美容院もある意味密閉空間)
だからこそ排気がクリーンな、このエルゴスーリーの高性能さ
は、今の日本の居住環境に合ってると思う。

ところで、エレクトロラックス社のクリーナーデザインをチェックに
行ったのに、自然と機能と性能に興味を持ってしまいました。

次回は、実際にエルゴパワーを動かしてみた感想を書こうと思います。
まあ、実に面白い体験でした。
まさかスーツ姿で、遊びながら掃除機を動かす事になろうとはね。
エレクトロラックス ショップ

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