Eileen Gray Bonaparte Chair(アイリーン・グレイ ボナパルトチェア)

DSCN7201.jpg
DSCN7236.jpg
アイリーングレイのボナパルトチェア。
さすが、1900年代にありながら女性建築家として孤高を
貫いた方の作品ですね。
正直見ていて、アーム部分、クッションなどが妙に男性的。
だけどなぜか冷たく、優しい感覚に襲われました。

ビバンダムやアジャスタテーブルなどの作品も曲線を
描いていますよね。
元々は彼女の公的な応接室などの為に設計されたチェア
ですが、いつの間にかアイリーングレイのプライベート
チェアとしてひっそり使われていたとか。

DSCN7202.jpg

背・座・アーム部分はポリウレタンフォームでクッション性を高めています。
それを革張り。
クッション性すら、デザインしてしまったのか。
凄いセンスですね。
脚部はスチールパイプクローム仕上げ。
優しいけど、何かクールなイメージ。


19209年代のアイリーンの作品はスチールパイプと、レザーを用いた
作品が多いのですよ。
しかもスチールパイプに曲線を持たせることによって、冷たくも
優しい雰囲気を出しているのがこのボナパルトチェアの特徴かも。

DSCN7204.jpg

よくよく見ると、レザー部分も曲線のデザインで構成されています。
曲線を描いたスチール+曲線を描いたレザーこそがこの時期の
アイリーングレイ作品の特徴。


ちなみにアイリーングレイは、このチェアでデスクワークなどを
こなしていたそうです。
安息用のプライベートチェアとばかり思っていましたが、機能的な
一面も有したチェア。

よくよく見てみると、デスクワーク時などで自由に上半身を動かせる
ように、スチールパイプのアームレストを採用しているんですね。
アームレストにはクッション性をもたせず、あくまで動きやすいチェア
になるように考え抜かれているのかな?

そういえば、フランスの英雄ナポレオンボナパルトは、名声とは裏腹に
いつも動きまわっていたそうですね。

なんだかんだで、デスクワークをこなしていたボナパルトチェアの機能的な
一面は、名前通りかもしれません。
もちろん、TV鑑賞用のラウンジチェアとしても使えて、なかなか使い勝手が
いいチェアだと思うのですが。

アイリーン
(アイリーン・グレイ)
「ひとつの家具が持つことのできるあらゆる用途を考えていた」
が彼女の哲学
Bibendum Eileen Gray ClassiCon
icon
Theme: 家具・インテリア
Genre: ライフ

Comment

Leave a Reply










Trackback

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。