エルメス ケープコッド (HERMES CD1870671MHA)  美しい曲面を描いたケースと文字盤製造の秘密とは?



時計ブランドとしてのエルメスは、実にユニークな存在だ。

スイスにエルメス自社工場を構える他、自社エクスクルーシブの品質の良いムーブメントも保有。
自社ムーブメント志向を持つブランドでもある。

(エルメスは機械式ムーブメントの名門ヴォーシェ社に資本参加。エルメスのためだけのエクスクルーシブ・ムーブメントを持っている)
更にスタイル面デザイン面でも、優雅なデザインが特徴だ。

機械式腕時計の分野においても、エルメスは独自の存在感がある。
複雑式機械時計すら、コンセプトモデルをお披露目しているのだからちょっとしたものだ。

(デザイン性においてもエルメスは独自路線)
エルメスのアドバンテージはやはり様式美。
エルメスが得意とする革製品の技術と品質を、そのままエルメス製腕時計に投入しているのだ。
またエルメスケープコッドは、ベルトの交換が可能なのでベルトに応じて様々な表情に変化するのが魅力。



エルメスケープコッド 曲面が美しいケースデザイン&文字盤はエルメス傘下のスイス専業ブランドが担当

「ケープコッド」は、エルメス傘下の専業メーカーが担当。
実際に担当しているエルメス子会社は以下の通り。

ナテベール(文字盤担当)
1972年創業のダイヤル専業高級スイスブランド「ナテベール」が「ケープコッド」の文字盤を担当。
高級リゾート海岸の避暑地に押し寄せる波の形状をイメージして作られたと言われるのが通説。
(2012年にエルメスが買収)
マザーオブパールなどハンドメイドでの製造を得意とする。
文字盤製造の際には、原料から調達しする徹底ぶりだ。
実際に文字盤に使用する金属材料は、非常に多岐にわたる為に専業ブランドや職人の存在が欠かせないのだ。
ちなみに「ケープコッド」の文字盤のアラビア数字インデックスは、全てハンドメイドで職人が配置している。
エルメスが理想とする文字盤などのデザインにおいて、カラーリングやクォリティに即対応出来る子会社と言えるだろう。



ムーブメントの美しさを楽しめるスケルトンバック。

ジョゼフ・エラールイ(ケース担当)
腕時計ケース制作を得意とするスイスブランド ジョゼフ。エラールイ。
1880年創業の老舗ではあるが、2013年にエルメスが買収。
現在エルメス系腕時計のケースを一手に引き受けている。

金属加工技術に定評がある。ステンレススチール、金、希少金属などを扱うのが得意。
エルメス系ケースの製造において、ジョゼフ・エラールイが抱える職人が全てハンドメイド。

実際にハンドメイドでケース製造~研磨まで仕上げる
特に「ケープコッド」はケースにおいて、エルメス系腕時計独特の曲面を製造するのが困難だ。
エルメスは自社の世界観を腕時計という世界で表現する為に、ナテベールやジョゼフ・エラールイを傘下に入れたと言っていいだろう。


つまり2013年~現在に至るエルメス系腕時計のケース&文字盤は、このエルメス傘下の職人担当しているのだ。
スイスにおいて時計事業を本格的に始めたエルメスにおいて、やはり主力のレディースウォッチのデザインや品質に重点を置きたいという考えがあった。
エルメス系腕時計売り上げの80%はレディス系だが、ケープコッドは男性からの人気のエルメスモデル。
仕事用に愛用される方も多い。


エルメス 腕時計 HERMES CD1870671MHA ホワイト ゴールド ブラック

Comment

Leave a Reply










Trackback